高温多湿な環境

例えホール内の温度湿度調整がうまくて来ていると解っていても、気分的に音楽を演奏したり聴いたりという気が起こりにくいのかもしれないし、練習するのは肉体的にもきついのかもしれない。

なので、本邦初演の委嘱作品などをやるよりは、普段よりはもっとリラックスしたルロイ・アンダーソン等の音楽を演奏するのかもしれない。
もっとも、それはそれで、普段、演目に入ってこない楽しい趣向である。

タングルウッド音楽祭なんかは、ボストン郊外のタングルウッドの野外ステージにオーケストラが陣取り、客は芝の上に寝転がってクラシック音楽を聴いている。
そうそう、5月ミラクリニック脱毛予約を過ぎれば音楽祭なども行われるところも多い。

別府アルゲリッチ音楽祭なども5月だ。
最初、この話が決まるとき、仕掛け人の通訳がアルゲリッチに地図を見ながらこう言ったそうだ。

「別府はあちらこちらに温泉があって、まさに天国みたいなところですよ。」同じ地図を見ながら、アルゲリッチはこう言ったという。
「でも、至る所に地獄があるみたいですよ。」(別府で温泉は地獄と言われるので)という笑い話がある。

7月には始まり、8月には松本でセイジオザワ松本フェスティバルが始まる。
日本はこんなにもクラシック音楽にとって、非常に魅力的な土地なのである。

オーケストラの花形

弦楽器だとヴァイオリン、木管楽器だとフルートやオーボエ、金管楽器だとトランペットあたりでしょうか。
高音域で音が大きい楽器は何かと目立ちますし、憧れる人が多いというもの。

しかし、中にはあまり日の目を見ない楽器もあるわけです。
それがファゴットです。

低音でもチェロやコントラバスといった前面に配置されている楽器であれば、ステージからでもその演奏ぶりは伺えます。
しかし、ファゴットは弦楽器の後ろ。

そしてトロンボーンの前に配置されているので、トロンボーンの音に隠されて、全体がフォルテで演奏していると、もはや何を吹いているのか分からないありさま。
でも、そんなファゴットに是非注目してほしいんです。

名前さえ知らないという方が多いと思いますが、クラシックでファゴットが活躍している曲はたくさんあるんです。

例えば、ストラヴィンスキーのバレエ組曲「火の鳥」。
この中に子守唄という曲があるのですが、ファゴットが珍しくソロで吹いている曲です。

ゆっくりなテンポに、ファゴットの不思議な音色が加わって、本当に眠くなりそうな曲です。

ブラームスの「大学祝典序曲」では、曲中盤に1stファゴットと2ndファゴットが軽快な8分音符を刻んでいます。

このフレーズは曲の切り替え部分であり、ファゴットのデュエットが終わった後に今度は全体でそのメロディーを演奏するという流れになるので、決まるとものすごく格好良い場面です。