第2楽章はゆったりしていて明るい響き。

こころ弾む感じです。
手首の動きがやわらかくてなめらかで。
この人の手の動き、ずーーっと見ていられます。

第3楽章はガラリと雰囲気が変わり、怒涛の演奏とでも言いましょうか。
男性が演奏しているのかと思うくらいの力強さ。
でも雑じゃない。
音のグラデーションがきれい。
圧倒されっぱなしの演奏です。

再生回数が尋常じゃないのも頷けます。
この動画を見てからというもの、すっかりファンになってしまい、暇を見つけてはいろいろな演奏動画を日々見ています。

その中でも変わり種・・というか私的に面白いと思ったのが、ベートーヴェンピアノソナタ〈テンペスト〉第3楽章を演奏している動画です。

これが、胸のあたりに取り付けたカメラで、演奏する手元を映しているのですがこれもすごいです。
ピアニスト目線で鑑賞できます。
見ているうちに段々自分が弾いている気分になってきちゃって、ちょっと楽しいです。

こんな感じで一風変わった動画を上げてくれているところがまた良いです。
面白くて見てしまいます。
彼女自体がユーモアあふれる人なのだなと思います。

実は2014年に来日されていたみたいで、その時は見ることはできませんでしたが、いつの日かまた来日してくれたら、ぜひ生で演奏を聴きたいピアニストです。
存在を知れて本当によかった!!

夏が来た。

夏という言葉がぴったりくるクラシック音楽というのは、結構多い。

水辺が恋しいことから、ヘンデルの水上の音楽なんかも夏らしい。
マーラーの交響曲第三番は、最近、「夏の交響曲」という副題がつけられている演奏会が多くなった。

確かに、この交響曲は「夏」を意識したものではある。
マーラーといえば、交響曲第一番「巨人」も夏っぽいエネルギッシュな曲だ。

後は、ディーリアスの「夏の庭園で」も読んで字の如くだし、リヒャルト・シュトラウスのアルプス交響曲なども夏っぽい。
グローフェの組曲「グランド・キャニオン」も夏であろう。

そういえば、アルプス交響曲の様に嵐の描写があるものは、他にもあって、ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」とか、ロッシーニの歌劇「ウィリアム・テル」序曲とかがその代表的なものであろう。

後は、直接夏を描いたわけではないのだが、ドビュッシーが葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」からインスピレーションを得て作曲した交響詩「海」も、夏を感じさせる。

元になっているから当然「夏」なのだが、序曲からして非常に良い作品だ。

さて、ちょっと挙げただけでもこれだけある「夏」の曲であるが、日本のオーケストラの通常の演奏会は夏開かれることが少ない。